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社労士|勉強法・1

社会保険労務士試験を受験するときは、試験対策のおおまかなポイントを知っておくと、効率的な勉強ができます。

以下に、社会保険労務士の試験対策の、ポイントを取り上げましたので、これをおさえて勉強を進めるとよいでしょう。

A 法律の改正をチェック

社会保険労務士試験で、出題される法律は、毎年必ずその一部が改正されます。(これは、他の国家資格試験とちょっと違うところです。)

この改正された部分から、よく出題されるケースが多く、勉強で使用する参考書やテキストは、最新版のものを使用することが、試験対策の第一歩です。

法律の改正があったときは、社会保険労務士のスクールや通信講座を受講していれば、受講先でその情報をキャッチできます。しかし、独学で勉強していると見逃してしまうことがありますので、注意しましょう。

なお、法律の改正で出題されるのは、社会保険労務士試験の概要が公示される4月中旬までが対象で、それ以降の改正については、めったに出題されません。

ですから、前年の8月に行なわれた社会保険労務士試験以降から、4月中旬までの間に改正された法律は、必ずチェックして勉強しておくのが、試験対策として重要です。

B 一般常識問題について

勉強法の2つめは一般常識問題です。

社会保険労務士試験では、労働基準法、安衛法、労災保険法などの8つの法律と50以上の細かい法律に加え、白書や労働経済などからの出題もあります。

このため、一般常識問題は出題範囲も幅広く、最も得点が難しい科目になっています。とはいえ、一般常識問題でも合格ラインが決められていますので、この合格ラインを確保するための、勉強も必要になります。

具体的な勉強法として、労働経済や統計数字、労働白書などに絞った、講座や参考書で勉強するのが、試験対策として有効になります。

また、そのときに社会的に話題になっている事柄を、おさえておく事も大切です。例えば、年金の記録問題やワーキングプア、派遣労働者問題など、マスコミでよく取り上げられる話題を、少し掘り下げて勉強しておくのがよいでしょう。

一般常識問題の試験対策のポイントは、広く浅く勉強しておくことです。
しかし、時間的な制約もありますから、テレビや新聞、雑誌などをチェックし、そのときの社会情勢をよくみながら、ある程度ポイントを絞って勉強するのが効率です。

C 法律ごとの違いを整理

先にも取り上げましたが、社会保険労務士試験に出題される範囲は、メインとなる8科目と、関連する50以上の法律となっています。

最初は、8科目の基本事項を参考書やテキストで、勉強することが主な試験対策になります。

ところが、法律によっては同じ用語でも、その意味が違うケースがあるため、それぞれの法律の相違点や共通点、あるいは類似点を比較、整理して勉強しておく必要があります。

社会保険労務士試験では、これらの点がよく出題され、正確な知識がないと得点できないことが多くなります。

このため、一通り基礎知識を習得した後に、各法律を横断的に比較、整理しておくのも、勉強として欠かせないことの一つです。

*市販されている参考書には、「横断整理」などと呼ばれる参考書があり、各法律で間違えやすい部分を、わかりやすく整理、解説されているものがあります。

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